外壁改修工事 落下防止・外壁注入工事 落下防止・外壁注入工事 外壁改修工事は、聞きなれない工事ですが、外壁の劣化を修繕する工事になります。 1.塗装の劣化 2.外壁のひび割れ 3.外壁を浮かせ出てきた鉄筋のサビ 4.シーリング材の劣化 5.外壁のモルタル・タイルの浮きによる、落下防止注入工事 主に上記の点を修繕・改修し正常な状態、これ以上の劣化を止めるための工事になります。外壁のモルタルは、建物自体を躯体と言いますが、それに仕上げとして、モルタルを塗り仕上げております。塗っているので、躯体との接着が経年と共に弱まってきて、そのうち剥がれ落ちてきます。 簡単に見分けれるその症状として ・壁が一部せりあがっている ・壁にひびが入っている ・角などの壁が欠けて無くなったりしている ・壁がすでに一部だが剥がれている 上記のような症状がある場合は、建物全体でモルタルの浮きが発生していると思われます。一部の症状があれば、全体の経年劣化が想定できます。診断の方法は、打診にて音を聞き分けて、浮きの診断をいたします。モルタルの浮きの原因には車の振動・地震・建物自体の動き・歪みなどで必ず浮きが生じます。この浮きを放置していると、突然壁が剥がれ落ちてくることに繋がります。その重量は数百キロにもなり、人や車に当たれば大変な惨事になる可能性がございます。 修繕方法としては、躯体とモルタルの間に樹脂を注入する方法と、壁全体にネットを張り付けて仕上げ、アンカーを打ち、樹脂を注入し、全体的に覆う方法があります。公共施設や病院関係・学校関係は、劣化調査を役所が行い、定期的に修繕していますが、民間のマンションやビルではあまり浸透いていない話になり、バブル時代に建てた大型な建物がすべて寿命に差し掛かっています。 建物周囲を人が行きかう建物、繁華街、歩道に面しているなどの物件では定期的なメンテナンスが必要です。当社の無料劣化診断を、営繕活動としご活用いただければと思います。 外壁は定期的に改修しないと、ひび割れを伝ってコンクリート内部に染み込んだ水が鉄筋を侵し、サビを付け、建物の鉄筋をボロボロの状態にしてしまい、手でも簡単に崩れるほど、内部から劣化していきます。また、鉄筋コンクリートのRC建物は、鉄筋を骨組みにコンクリートで作ります。そのコンクリートの上に、仕上げでモルタル・タイルなどを施工いたします。 しかし、時間経過や地震などによって、躯体と仕上げのモルタル・タイルの間に浮きが生じて、最悪、剥がれ落ちて落下いたします。 そういった事態にならない様に浮きの調査を行い、樹脂注入工事にて事前に改修いたします。塗装仕上げの場合は、綺麗に塗装をして完成になります。タイルの場合は、お客様次第ですが、薬品を使ったタイルの洗浄も行えます。